こんにちは、あきちゅんです。
今回は珍しくカメラについて説明していきたいと思います!
というのも僕も少し前からカメラを始める様になりまして(と言っても完全に趣味の範囲ですが)、最近ではイベントなどでコスプレ参加ではなく、カメラ参加も増えてきました。
そんな中で、僕がコスプレイヤーをやりつつ、カメラマンをやって気付いた事を伝えていきたいなと思ったのが今回の記事です。
コスプレイヤー目線・カメラマン目線両方で見て、こういう風に撮られるといいなというのを書いていきたいと思います。
目次
まず最初に
これをご覧になっている方はカメラをされている方やこれからカメラをやりたいという方かなと思います(もちろんレイヤーもいると思いますが)
既にコスプレを撮影した事があるという方には説明不要かと思いますので、まだコスプレ撮影をしたことがない方に向けてご説明していきたいと思います。
どこでコスプレイヤーを撮るの?
コスプレイヤーを撮りたいと思ってもこれまで全くコスプレイヤーを撮った事がない方はわかりませんよね。
基本的にはコスプレイベントあるいはスタジオ撮影がメインとなります。
ただし、スタジオ撮影なんかは事前にコスプレイヤーと打ち合わせて同行するというのがセオリーですので、いきなりスタジオに向かった所で撮影できません。
なのでまずは野外のコスプレイベントがオススメです。
アコスタ系のイベントなどは一般参加も可能なので、事前にイベント日の確認を行いチケットを買っておくと良いと思います(当日券がなかったりするので)
最初はこういったイベントに参加して撮影するのが良いと思います!
参加するイベントの規約を読もう
コスプレイヤー向けのイベント参加記事でも書いてたんですが、カメラマン参加の場合もしっかり規約を読んでおきましょう!
というのもイベントで使用できる機材に制限がある事がほとんどだからです!例えばライトスタンドの使用が出来なかったり、ソフトボックスのサイズが〇〇cm以上は禁止などです。
これは参加人数が多く、コスプレをしない通行人などの邪魔にならない様にと配慮している為です。これを破ると他の方に迷惑が掛かりますし、イベント中止などに繋がる恐れもあるのでイベント規約はしっかり読んで守りましょう。
撮影の注意点について
イベントに参加してからの話なんですが、まず慌てずいきましょう。
アコスタ系のイベントを例にとりますが、チケットを予約して当日参加したら、まず受付へ向かいましょう。受付でイベント参加証やリストバンドなどがもらえると思います。
こちらはイベント参加の証明になるので必ず身に付けましょう。(参加証の場合はいつでも出せる様にしておきましょう)
そして、いざ受付を済ませて撮影!となると思いますが、ここで気を付けて欲しいのが、
撮影をする際は必ずコスプレイヤーさんへ許可を取ってからという事を意識してください。これはコスプレマナーというより人としてのマナーです。無断で取るとトラブルの原因になりますし、なにより勝手に撮られるのってやっぱり嫌ですよね。
また、相手の状況によっては撮影を断っている場合もあります。休憩しているとかこれから移動するとか、そもそも知り合い以外の撮影は断っているか。そんな時も大人しく諦めましょう。これも無理に撮影してもトラブルになるだけです。
では本題へ入ります。
お待たせしました。ここまでは撮影の注意点です。わざわざ言うほどの内容ではないかと思いましたけど、マジでたまにいるんでね、勝手に撮る人。あと無銭参加(チケットを買わずに参加する人)
一応ね、一応。
はい!ここからは撮影について解説していきますね!
受付を済ました後にやる事ですが、まずは機材を組み立てましょう。スタンド使用可能なイベントならスタンドの組み立て、ソフトボックスの組み立てなどです。組み立てた後に移動しづらくなるという事であれば、先にイベント会場を軽く歩き回り、撮影場所の確認をしておくのもいいかもしれません。僕はカメラ参加の時は軽く一周し、この辺ならどういう風に撮るか?って考えながら見てます。
それが終わったらカメラの設定をしていきましょう!
カメラの設定について
基本的にカメラをされている方であれば特に説明の必要もないかと思います。
普段人物を撮る様に設定して頂ければと思います。なので、ここでもほとんど撮った事がない方に向けて僕の設定をお伝えします(と言っても僕も初心者なんですけど)
ちなみに僕は現在Canon EOS6D MarkⅡを使ってます。レンズは単焦点です。
カメラのモード
M(マニュアル)です。最初からマニュアルで慣れた方が良いと聞いてずっとこれでやってます。楽しいです。
F値(絞り)
人が多くあまり背景を入れたくない場合は3.0前後(2.8~3.5)にしてます。逆にロケーションを活かしたい場合や複数人を撮る場合は8.0~11.0くらいにしてます。
ただ、持ってるレンズや会場の状況にもよると思います。なので都度調節しながらちょうどよい絞りを見つけてますね。友達とかに試し撮りさせてもらえれば良いですね!
最初はピントを合わせる事に集中したいのであまりF値は小さくし過ぎない方がいいかも?
シャッタースピード
これもF値と同じで当日調整しながらではありますが、大体1/100~1/500の間で設定する事が多いです。F値を2.8以下にしてシャッタースピードを1/1000とかめっちゃ上げる事もありますけど。
ISO値
ストロボを使用しているので基本は100にしています。室内や夜の撮影で暗い時なんかはある程度上げてますね!(それでも1000以下とかですが)日中ならほとんど100固定かな。
撮影方法について
設定が出来たらいよいよ撮影です。
先ほども書きましたが、イベントではコスプレイヤーさんにお声がけして、撮影してもよいか許可を取りましょう。もし列が出来ていた場合は最後尾に並びましょう。
時たま、最後尾の方が後ろを向いて並んでいる事があります。こういう時は列切りの可能性がある為、確認する様にしましょう。列切りの場合、時間を改めましょう。
列切りとは?
コスプレイヤーさんが休憩や移動の為に、並んでいるカメラマン列を途中で区切って終わらせる事。大体は最後尾の人がレイヤーから「ここで列切りしてください」などと声を掛けられるので、声を掛けられた方は自分より後の人がそれ以上並ばない様に伝える必要があります。夏場のイベントなどは列切りしないとマジで死人が出ます。
自分の順番がきたら、まずレイヤーさんに立ち位置を伝えましょう。どこを背景にするのか伝えても良いです。ソフトボックススタンドがあるなら立ち位置に合わせて設置しましょう。
もしポージング指定があるなら伝えても良いです(あんまり無茶なポーズや明らかに作品と関係ないポーズの指定は止めましょう)
撮影枚数ですが、後ろに人が並んでいる並んでいないに係わらず、多くても10枚程度で終わらせるようにしましょう。長すぎるとレイヤーさんも疲れます。
また、自分の順番がきてからカメラの設定で手間取るのはスムーズではないので、事前に設定は万全にしておきましょう!
どんな構図で撮るか?
んー自分で内容考えといてあれですけど、難しいなこれ…笑
正直これはその人の好みとかが出るのでコレ!っていうやり方はないんですよね。他のカメラマンさんの写真とかもよく見るんですけど、雰囲気とか構図ってほんと十人十色です。
なのでとりあえず外さない無難な撮り方を何点か…。
日の丸構図
とりあえず被写体を真ん中に置く撮り方です。被写体が一番分かりやすく映ります。
全身とバストアップ(上半身のみ)写真で何枚か撮ります。カメラを横向きにしたり縦向きにしたりして。
三点構図
写真を縦横三分割にした時に出来る交点に被写体を置く撮り方。詳しくはコチラ。
これもよくやります。日の丸構図よりストーリー性が出ますね。
最初からいくつも構図を考えるのは難しいと思うので、ひとまずこの二つでいいと思います。
撮影する時に意識する事
最初はとにかくピントをしっかりと合わせる事を意識
撮った時はいい感じだ!ってなっても見直してみたらピントが合ってなかったって事めちゃくちゃあります。
F値を小さくすればする(被写界深度が浅くなる)ほどピントの合ってる場所以外がボヤケます。カメラ設定の話でF値を小さくし過ぎない方がいいといったのはこの為です。
光の当たり方を意識して
どんな風に光が当たったらどういう雰囲気の写真が撮れるか意識するという事です。順光・逆光・サイド光などなど、光を意識すると被写体をどこに配置するかも考えられるようになります。
余裕が出てきたら、その作品にあった雰囲気を出せる様に意識してみましょう!バトル系の作品なら躍動感を出してみたり、恋愛ものなら柔らかい雰囲気を出してみたり色々試してみましょう!
ポーズは基本的にレイヤーさんに任せる
最初はポーズの指定も難しいでしょうし、レイヤーさんはその作品が好きでコスプレをしている方がほとんどなのでポーズ指定はお任せして良いと思います。
もしあなたがその作品が好きなのであれば指定しても良いかと思います。
まとめ
コスプレ撮影に向けてコツや意識する事を書きましたが、最も大事なのは楽しむ事だと思います。
正直、最初から撮り方を意識しても難しくて飽きてしまうと思います。ていうか僕がそうでした。一旦コスプレ撮影を離れて、風景とかお花とか動物撮ってるうちに、あ、カメラって楽しいなってなりました()
そこから友達をポートレート撮影に誘ったりコスプレ撮影をしている内に楽しさが分かってきて、撮り方とかも考えるようになりました。
なので、ここまで色々書きましたが、まずは撮影を楽しむようにしてもらいたいなと思います。
一度イベントに参加してみて失敗してもいいと思います。自分が楽しめる様にカメラをやってみてください!
ちなみに最近の記事は素材を使ってますが、最初の頃の写真のサムネイル画像は全てあきちゅんが撮った写真なんですよ( ・´ー・`)ドヤァ