どーも!あきちゅんです!
今回は前回の記事の続きです!前回はコスプレ写真加工のやり方についてスマホアプリの場合をお伝えしました。
今回はアプリではなくパソコンで編集する場合のやり方について説明していきたいと思います!
前回のスマホアプリでの加工のやり方はコチラ!
では今回のパソコンでのやり方について説明していきます!
目次
パソコンでの加工で使用するソフト
人によってどのソフトを使っているかは違います。
今ですと無料で加工が出来るソフトもたくさんあるので、色々試して自分にあったものを見つけるのも良いですね!
あきちゅんは現在Adobe Photoshop (通称フォトショ)を使用しています。決して使いこなしているわけではないですが、自分の顔を加工する程度は何とかという感じです。
友人はLuminarを使っているんですが、LuminarはAIがある程度自動で修整をしてくれる機能が付いているという事で、面白いなぁと思いました。ただ僕は使った事がないのでLuminarに関して良し悪しを言及するのは控えます!
パソコンでのコスプレ写真加工のやり方
ですので今回は僕が使っているフォトショップを用いて説明していきたいと思います。他の無料ソフトなどとはやり方・ツールが違うかと思いますが、基本的な加工のやり方自体はどのソフトでも同じことが可能です。
また、僕のやり方は我流ですので、あくまで参考程度でお願いします。では写真は前回のスマホ編と同じ画像で編集加工をしていきたいと思います。
はい。まずフォトショップを開いて加工したい写真を開きます。
今回こちらで行うのは肌の加工と目元の加工です。それでは見ていきましょう。
レイヤーの複製
ではまず、肌を加工していくんですが、その前に!
まず最初にレイヤーの複製という作業をやっていきましょう!コスプレイヤーの事ではありません!(ややこしい!)フォトショップでいうレイヤーとは階層などを表す言葉です。画像は複数の写真を重ね合わせた状態で1枚として表示されます。
ちょっと参考画像を出します。こちら!
はい。右下を見て貰えれば分かると思うんですが、背景とレイヤー1とlogoという3つの写真があると思います。これは3枚のレイヤーで構成された画像という事です。
海辺の画像が背景でその上に僕のコスプレ写真と更にその上にlogoがあります。このレイヤーを増やす作業がレイヤーの複製です(めっちゃ雑にしましたが)
別に僕のコスプレ画像を背景の1枚で加工する事も可能なんですが、今後、フォトショップを使って写真合成したり、より複雑な編集を行う場合はレイヤーを複数作っておくと編集がかなり楽になります。背景に直接加工してしまうと、この部分だけ消して他の画像と合成~とかなった場合にかなり作業がめんどくさい事になります。
なので今現在良く分かってないという方もとりあえずレイヤーを複製しておく癖をつけるのがオススメです!
レイヤーを複製する方法はいくつかあります。「レイヤー」→「新規」→「レイヤー」でも、右下の+ボタンで追加でも右の複製したい画像の上で右クリックでレイヤーの複製でも可能です。
新たに別の画像を埋め込む場合は「ファイル」→「埋め込みを配置」で別の画像を貼り付けられます。
では複製していきましょう!
はい!こちらです。1枚に見えますが、同じ画像が重なっております。この赤丸は複製の方にだけ反映されているので、背景にはこの赤丸は付いていません。
背景と見比べるには右のレイヤーの横にある目のマークをクリックすると見比べる事が可能です。
はい。今これは背景だけが写っている状態ですが、赤丸が消えていますね。(右にある「背景のコピー」レイヤーの目のマークを外しています)
これが、レイヤー1(背景のコピー)にだけ赤丸の加工をしている状態となります。加工もこの要領でやれば背景に直接加工せずにすみます。
肌の加工
それではいよいよ写真の加工をやっていきましょう!
まず肌の加工をする為に写真をズームしてアップしていきましょう!(ツールの中の虫眼鏡マークでズームイン・アウトが可能です)
相変わらずメイクと肌の汚さがひどい。
さて、加工しやすいくらいまでズームインしたらまずは肌を綺麗にしていきます。
僕は基本的に肌の加工をする場合は「スポット修復ブラシツール」または「コピースタンプツール」を使用します。
「スポット修復ツール」は(コスプレ加工の場合)肌を綺麗にしたり、余計な部分を目立たなくしたりする為に使用します。
「コピースタンプツール」も「スポット修復ツール」と同じような役割で使用しますが、僕の使い方はスポット修復で対応できない部分をカバーする為に使用しています。
他にも余計な部分(障害物や通行人)を消す為のツール・方法がありますが、今回はコスプレの加工という事ですので割愛します!
ではまず「スポット修復ツール」を使っていきましょう。
スポット修復ツール
前回のスマホ編の記事でぼかしの説明があったと思うんですが、スポット修復ツールもやり方は同じです。シミやそばかすなど肌の気になる箇所へ円形のカーソルを持っていき、クリックする事で目立ちにくくなります。
カーソルの大きさ(直径)や修復の強弱(硬さ)については上のツールバーにて変更可能です。
では「スポット修復ツール」で修整した写真を見てみましょう。
ちょっと画質が荒いのですが、肌が綺麗になったかと思います。わかりづらいですか???では修整前の写真も貼ります。
こちら!
自分の無加工写真のドアップってめっちゃキツイですね。
ただこの写真と比較すると上の加工済みの写真は肌が綺麗になっていると思いませんか?
これが「スポット修復ツール」で得られる効果です。基本的に肌の質感を綺麗にするだけならこの「スポット修復ツール」だけで十分かなと思います。
では次に「コピースタンプツール」について説明していきます。
コピースタンプツール
コピースタンプツールは選択した箇所をコピーして他の箇所へ貼り付ける事が出来ます。本来、写真に写っている物や物体を複製する為のツールですね。
これを加工ではどのように使うかという事ですが、基本的にスポット修復ツールと併用する事が多いです。
使う場面として、肌の質感・色感を統一したいとかスポット修復ツールでは修整箇所が多すぎて大変なのでコピーしたいという様な使い方です。
実際に使っていきましょう。
コピースタンプツールの使い方ですが、ツール選択後に、コピーの元となる箇所(コピーしたい部分)へカーソルを持っていき、altキーを押しながらクリックするとコピーされます。コピーしたら、カーソルを貼り付けたい場所へ持っていきクリック。これでコピーできます。なんでしょう、綺麗な部分を移植するイメージ?ですかね。
ただこれ慣れるまではちょっと使いづらいなぁってなるんですよ。でも慣れたらめちゃくちゃ便利だなってなります。それでは実際に見てみましょう!
まずはこれ、先ほどの写真です。目の下のメイクがちょっとクマみたいになっているのでこちらをコピースタンプツールで消していきましょうか。
まず、肌の綺麗な箇所をalt+クリックでコピーして、、、、クマの部分へ貼り付け!!!ほい!!!!
ん~~~貼り付けました感がすごい~!
確かにクマは消えましたが、これでは違和感しかありませんね。さすがにこのままでは見栄えが悪いので、これを先ほどの「スポット修復ツール」で馴染ませていきましょう!馴染ませた後の写真がコチラ!
はい、だいぶ目立ちにくくなりましたね。遠目でみればもうほとんど分からないはずです。肌の加工は基本的にこの2つのツールで問題ないと思います。それでは目元のメイクへ移りましょう。
目元の加工
これもスマホアプリ編と内容は同じなんですが、「スポイト」と「ブラシ」を使って目元の加工を行っていきます。
この記事から読み始めた方に向けて使い方をご説明します!
まず目元の加工を行う為、虫眼鏡マークを使って目元までアップします。そして「スポイト」ツールを選択してください。
これからブラシを使って目元のアイラインなどを書いていくのですが、このスポイトツールを使用する事で、書きたい箇所と同じカラーにする事が出来ます。
例えば、アイラインを上から書き直したい場合、アイラインの上でスポイトツールと使ってクリックするとアイラインと同じカラーにする事が可能です。上の写真ではまだスポイトを使用していませんが、スポイトツールを使ってアイラインをクリックしてみます。するとこのように変化します。
赤丸で囲った箇所の色が変化しましたね。これが現在のカラーです。ブラシで描く時の色をスポイトでアイラインと同じ色(正確には似た色)にしたという事です。
この状態でブラシで目元のメイクを描いていきましょう。
目元を描き終わった後の写真がコチラ
「スポット修復ツール」・「コピースタンプツール」・「スポイト」・「ブラシ」を駆使して目元、アイライン、眉毛の加工を行いました。失敗しにくいやり方として、まず描いてみて、変だったら戻すを繰り返していけば大きな失敗はないかと思います。この辺はもうお絵描きの感覚で根気のいる作業ですが、慣れてくるとかなりスムーズに出来ますので頑張ってください!
口元や気になる箇所の微修正
ここまで出来たら後は口元の加工と他の気になる箇所の微修正を行います。
使うツールは先ほどまでと同じです。僕のこの写真だと、唇の血色が悪いのでブラシで明るくするのと右耳あたりのウィッグテープが見えてしまっているので目立たなくする作業ですかね。あとスポイトとブラシを使って鼻筋に軽くハイライトを入れます。
それら全てが完了した写真がこちらです。
完成写真
ちょっと盛り過ぎてしまったね。
加工あるあるなんですけど、加工をしていく内に、適度が分からなくなってくるんですよね。なんかゲシュタルト崩壊みたいな状態になるというか。
まぁ今回は加工のやり方という事で強めに加工は施しました。
それに加工の適度っていうのは人それぞれなのでその人が満足のいく加工であればそれで正解なんですよ。ちなみに実際の僕はこんなに顔綺麗じゃないです。
最後にこの写真の保存ですが、ファイル→書き出し→書き出し形式で、形式を選んで保存しています(僕はJPGでやってます)
まとめ
はい、という事で今回はコスプレ写真の加工~パソコン編~をご説明しました。
スマホ・パソコンどちらもいい所・悪い所ありますので、自分にあったやり方を選択する様にしてください!
また、今回は加工の基本という事で最低限の説明しかしてません。今後回数を重ねていけばもっと高度な編集も出来る様になりますので頑張ってください!
最後に今回の写真の全体図を置いておきます!ここまで読んで頂いてありがとうございました!